RFF無線日記(リスタート版)

アマチュア無線局JR7RFFの無線日記 各地の移動記録や天文・星なども

熊本県阿蘇郡南小国町


今回の旅で行ってみたいところの一つに
黒川温泉があります。
かつて黒川温泉を有名にしたのは,とある病気の患者を受け入れない,と宣言したからです。
松本清張砂の器の背景になった病気です。
今では伝染性でないことが理解されています。
間違った理解による政策のために,人々から遠ざけられた病気の人たちに対する偏見を助長する動きでした。
当然,非難を浴び,その後撤回し,人権に配慮する温泉地として努力を続けてきたのです。
その成果が実ったのか,温泉ランキングでは全国一になることもしばしばです。
草津温泉城崎温泉はおじゃましたことがありますが,黒川温泉はまだです。
それに,宮城のOMさんのリクエストもあり,龍の家でラーメンをいただいた後にまっすぐ向かいました。
なんと,南小国町は「日本一美しい村」宣言の町でもありました。
写真の右の方に写っているのがその看板です。
南小国町に入って真っ先にしたことはモービルホイップの取り付けと,CQマシンの録音でした。
だいたいの時刻は言ったものの詳しい周波数等は未定でした。
とにかく,南小国町を走っている間はひたすらCQを出し続けました。
ただ,今日はコンディションがよくて,混信等で悩まされました。
たびたび周波数を変えなくてはなりません。
また,当局を呼んでいただいているのは分かるのですが,当局のコールサインはよく聞こえるのですが,呼んでいる局のコールサインがまったく聞き取れません。
タイミングがどうも悪く,結局交信できなかった局もあります。
気温が低く,雨・風もある状態でしたので釣りざおアンテナは使えませんでした。残念です。
さて,黒川温泉です。
山間にひっそりとたたずむ情緒あふれた温泉地でした。
どの旅館・ホテルも立派です。
ただ,山あいなので駐車場はちょっと苦労しそうです。
大型バスも運転手さんはちょっとたいへんそうです。
外から見ただけなので,それぞれの旅館の雰囲気は分かりません。
ただ,全体に醸し出す雰囲気にはいいものがありました。
みんなで寄り集まって黒川温泉を形成しているような,そんな雰囲気でした。
また,当局は黒川温泉ではなく,南小国町の交流施設の温泉に入りました。
300円でした。しかも,客同士があいさつを交わす温泉でした。さすが交流施設。
心も体もあったまる温泉でした。
結局,約1時間半の滞在で,宮城県のOMとは交信できず,
これも,またおいでという意味かな。
交流施設には鬼平犯科帳のまんががたくさんあったので読みに来るのもいいかもしれません。
これで,今回の熊本県の旅も終了です。
その後,大分県竹田市に入りました。
道の駅で久住高原牛と久住高原ビールを売っていたので,ついゲットしてしまいました。
私の車にはカセットコンロとフライパンも積んであるのです。
車の中で焼いて食べました。ビールも飲んで充実の夕食でした。
明日は節約の日かな。
車の中に肉のにおいが充満しているのでそれでがまんしようかな。
明日は大分県から福岡県に入ります。
それで,今回の無線の旅はおしまいです。
2日土曜日は福岡市内で無線とは無縁の用事があります。
それが終わり次第,3日から7エリアに向けて移動を開始します。