期日前投票での出来事

縁とは不思議なものですね。
※今回は日記として書いておきます。
せっかくの一票を無駄にするのもいやなので，
初めて期日前投票に出かけてみました。
こんなこともあるんだよなぁ，ということがありました。
投票するのには時間がかかります。
待っている時間に隣に座った人がいます。
その人が突然話しかけてきました。
「すみません，お宅，アマチュア無線されてますよね。」
「はい。やってますよ。」
「ひょっとして，○川さんという人を知ってませんか。」
「え？」
私の知っている○川さんが亡くなってから，６年半が経ちます。私にとって大事な友人の一人です。
「○川○光さんです。」
今度はフルネームできました。間違いありません。
「そりゃぁ，たいへんお世話になった方ですし，今でもありがたいと思っていますよ。」
「葬式の時に，弔辞を読みませんでしたか？」
「え，読みましたよ」
「やっぱり。私も○川さんにとてもお世話になったので，なんでこんなことになったのかと思いながら，葬式に参列したんですよ。」
「あぁ，それは私も同じ気持ちです」
「そうしたら，おたくの弔辞を聞いて，○川さん，やっぱり，こうやってみんなに好かれていたんだと，思いました。」
と言った後に，
「いい弔辞でした。ありがとうございます。」
と言われました。
そんなに大したことを言ったのではないと思いますけど，
こうやって改めて言っていただくと，生きる元気がわいてきます。
○川さんの分まで無線を楽しまないと，と思った今日この頃です。
そういえば，現在使っている７ＭＨｚのアンテナは○川さんの相棒の○山さんが作ってくれたものです。
とても性能のいいアンテナでおかげで，最近はすっかり７ＭＨｚの人になっています。
これも○川さんが作ってくれた縁かなと思い，作ってくれた人だけでなく，縁をつないでくれた人にも感謝している今日この頃です。
さ，天候が回復したら，○山さんが作ってくれたいつものアンテナを持って無線をしに出かけます。