RFF無線日記(リスタート版)

アマチュア無線局JR7RFFの無線日記 各地の移動記録や天文・星なども

第6回 柳家さん喬落語会in気仙沼


今年も盛会裏に開催することができました。
会場満員の方々にお集まりいただきました。
回を重ねること第6回(だと思います),この落語会も定着してきたのかな,実行委員の皆さんが頑張ってくれたのか,お客さん一人一人が声を掛け合ってくれたのか,とにかく,ありがたいことです。
ありがたいと言えば,今回,開口一番で登場した柳家さん若さんが,9月に真打ちに昇進して,柳家小平太と名を改めます。なんと,その口上みたいなものも落語会の中で実施しました。口上は,正式には羽織袴で壇上での挨拶になりますが今回は紋付きしかないのでちょっと簡略。司会者が柳家さん若改め柳家小平太となることを話し,師匠である柳家さん喬が口上を申し上げます。と振ります。そこでさん喬師匠が口上を言い,本人が挨拶をして終了のはずでした。ところが,お手を拝借手締めとなり,え,誰が音頭を取るのかと思っていたら,自分が指名されました。いやぁびっくりどっきりでしたね。
さて,落語会です。
開口一番 柳家さん若 「お菊の皿
柳家さん喬 「舟徳」
中入り
口上
柳家さん喬 「福禄寿」
柳家さん若 「居残り佐平次
お菊の皿は夏の定番。皿を9枚数えるのを聞いてしまうと祟られてしまう。しかし,美人のお菊の幽霊には会いたい。評判が評判を呼び,屋台が出るほどに大賑わい。しかし,意外な結末が待っています。幽霊の出るときの仕草が笑えます。
舟徳も同じく夏の定番。若旦那の船頭と客のやりとりが楽しい。さん喬師匠ならではの軽妙な語り口が見事です。
福禄寿は年末の噺ですが,夏に聞いても心にしみます。昇進祝いということで,おめでたい演目にしたと思われます。実にいい話でした。
居残り佐平次は生きのいいさん若さんならではの熱演でした。というわけで,今回もたっぷり3時間の落語会でした。ご協力いただいた皆さんに感謝です。
※写真は前回のものです。