日本百名山「月山」
松尾芭蕉の奥の細道で,
「雲の峯幾つ崩て月の山」
(くものみね いくつくずれて つきのやま)
と紹介されている月山(がっさん)です。
前日は大風だったのに,この日のコンディションは花丸!
残雪の向こうに日本百名山「鳥海山」が見えます。
月山はゆるやかな登りが延々5Km続きます。
楽しみはお花です。
このようなお花畑があちらこちらにあります。
もちろん,高山植物の代表格,チングルマもあります。
下の方はこのような綿毛でしたが,
上の方ではまだ花が咲いていました。
月山は7月がお花の季節のようです。
やっと山頂が見えてきました。
雲が山頂付近に出てきました。
どの山でもあることなのですが,
登りながら,「山頂みたいなもの」が見えることがよくあります。
しかし,実際に近づいてみると山頂ではないのです。
さんざん歩いて「お疲れさまでした。向こうに見えるのが山頂です。」
というパターンが今回もどんぴしゃでした。
登山道が長い!
実質,所要時間は2時間30分強で山頂付近です。
※山頂は月山神社内です。お一人500円でお祓いを受けなければ入れません。
お祓いの成果か,晴れてきたのでいつものお約束。
平日なのに,標高が違います。
登山のご褒美かな。
この日の山形県内の最高気温は35℃を超えていたそうです。
もちろん,月山山頂も猛暑でした。
これで,日本百名山は14座めのようです。
今年中にあと2つ3つくらいは登れないかな?