RFF無線日記(リスタート版)

アマチュア無線局JR7RFFの無線日記 各地の移動記録や天文・星なども

山崎パン

山陰では,大雪のため,車の渋滞・立ち往生がニュースになっています。
こういうニュースでは,山崎パンのトラックの運転手が周りの運転手にパンを配った,
ということがよく報道されていました。
 
震災時にはよく山崎パンが支援物資として配布されていました。
今思えば山崎パンだけで命を長らえたようなものです。
1週間,山崎パンだけ,ということもありました。
 
その後,1・2年して山崎パンの社長とお目にかかる機会がありました。
まず,震災時の御礼を言ったのですが,
「いやぁ,被災地の皆さんからは,賞味期限切れだとか,同じ種類ばっかりだとか,
たくさん苦情をいただきました。」と笑顔で話されていました。
山崎パンの社長ってたぶん自分が想像する以上にたいへんな方だと思うのですが,
偉ぶることもないし,穏やかで,とても信頼感のある方でした。
 
たぶん,こういう社長だからトラックの運転手も安心してパンを配るんだろうなぁ,
そういう雰囲気の会社になっているんだろうなぁ,と勝手に思いました。
 
確か震災時には,10万個以上を配布したと聞いています。
もちろん,できたてを工場から直送,毎日いろいろな種類のパンだったそうです。
さて,そのときはなんとなく10万個と聞いていましたが,1個100円で計算すると,
1千万!
すごい金額だなぁ。
 
また,山崎パンの研究員の方とも別の機会に話すことができました。
この方もパンにかける情熱が素晴らしく,感心しました。

そういうことがあって以来,わたしの大好物は間違いなく山崎パンです。
放浪中や移動運用の時の食事も山崎パンです。
そうそう,当局のブログには美味しそうなものがたくさん載せてありますが,
実際は,普段の食事は山崎パンです。
決して毎回豪華な食事をしているわけではありません。
美味しいものは好きだけど。