RFF無線日記(リスタート版)

アマチュア無線局JR7RFFの無線日記 各地の移動記録や天文・星なども

佐賀県鳥栖市

九千部山

震災ネタです。
私たちは,震災で多くの苦しみ・悲しみをみてきました。
それなのに,サッカーの国際試合で,
東日本大震災をお祝いします。」というボードを掲げた国があります。

人の苦しみ・悲しみをお祝いするってどういう感覚なんでしょうね。
震災の影響があった当局にとっては,がまんのできない行為だと思いました。
当然,その国も好きではない状態になりました。

しかし,その後,自分に衝撃を与えるコメントに出会えました。
パリの同時多発テロで奥さんを失った方が,
「私たちは,犯人を憎まない。犯人の思うとおりにはならない。人の命は奪ったが,幸せまでは奪うことはできない。これからも私たち親子は幸せに生きる。」
という趣旨の発言をなさっていました。

憎しみからは何も生まれません。
さすが,フランス人,服装だけでなく発言もおしゃれです。

さて,九州の山で,2mFMでCQを出して,最初に呼ばれたのが,
DS5から始まるコールサインでした。
日本ではありません。

私たちにおめでとうと言った国の局でした。
その時,私の心に中に憎しみの芽がありました。
しかし,冷静に対処することができました。
それは,向こうが日本語で丁寧に話しかけてくれたからです。
そうしているうちに,友好の気持ちも芽生えてきました。
ですから,きちんと交信に対する御礼も言いました。

そうか,一人がそう言ったからと言って国民全員がそう思っているわけではないんだ。
ちゃんと日本語で話しかけてくれる人もいるんだ。
知識としては理解しているのですが,実際に経験してみるとやはり違います。

ちょっと大人になりました。
この次からは,フランスの方のようにスマートに生きたいと思います。