RFF無線日記(リスタート版)

アマチュア無線局JR7RFFの無線日記 各地の移動記録や天文・星なども

四国旅行の思い出ベスト10(長文注意)

 2018年1月下旬〜2月上旬
今回の旅で印象に残ったことをベスト10形式でまとめてみました。なお,四国のすべてを見聞きし経験したわけではありません。個人的な趣味・好みによって選定してあります。あくまでも意見には個人差があります。

【第1位】高知県高知市 土佐市場寿司
ここは,寿司という名前がありますが居酒屋風で入りやすい店です。かつおたたきは絶品ですし,湯豆腐,土佐巻など,他の料理も美味い。美味しい高知の地酒も取りそろえてあり,飲み比べもできる。さらに,店員さんの接客には気配り心配りが見られ,料理と酒がより美味しく感じられる。ドイツ留学目前の学生バイトがいたが,つい名刺を渡して「困ったことがあったら力になる」と言ってしまった。たいして力はないのに。

【第2位】徳島県鳴門市 大塚国際美術館
ここが上位に入った理由は,駐車場係の対応が神対応だった。高さ制限に引っかかって,どうしようかと思っていたら,向こうから声をかけてきて,迅速にポールを外して入れてくれた。説明も適切。しかも無料。不安なく鑑賞することができた。帰りに車を出すときも丁寧な対応で,スタッフの心遣いが美術館のイメージをかなりアップさせている。作品の量と大きさには圧倒される。レプリカとは言え実物大の迫力。世界の名画を一度に見ることができる。ただし,歩く距離は約4km,時間は3時間はかかります。それでも,見る価値のある美術館だと思う。私は気がついたら3時間過ぎていた。また,いろいろなところに椅子がたくさん配置されているのもありがたい。

【第3位】えひめマラソンコンテスト+アイボール,交信していただいた各局
これは,無線が趣味でないと意味が分からないと思いますが,えひめマラソンコンテストのおかげで多くの局と交信することができました。特に,山に移動しているのに,自分が交信しないで当局をサポートしてくれた砥部町の局長さん。また,四国を走行中に交信していただいた局長さん,アイボールをしてくれた局長さん,今回は7MHzが不発だっただけに,2mでの交信がより思い出に残るものになりました。やっぱりやっててよかったアマチュア無線。出会いに感謝です。

【第4位】愛媛県宇和島市 道の駅 津島やすらぎの里
今回もいろいろな道の駅にお世話になりましたが,駐車場の広さ,大型車との区別,入浴施設,食堂,直売所等を総合的に判断すると,ここがダントツのトップです。大型車と区別された駐車場なので静かに寝ることができたし,入浴施設は,露天風呂が使えないという理由で200円の返金があった。650円からの返金だったので申し訳ない気分になった。直売所は朝8時からの営業,品物も豊富で安い。ここで購入した生うどんと卵はかなり節約生活の役に立った。四国に行ったらまたお世話になりたい道の駅。黒潮町の道の駅なぶら土佐佐賀もいい感じでした。

【第5位】香川県綾歌郡綾川町 山越うどん(やまごえうどん)
数ある讃岐うどんの中でも自分がいただいたうどんの中ではここのが一番美味しかった。こしともちもち感の両立する麺,店員さんの気さくなトーク,値段,どれをとってもいい感じでした。まず,うどんは朝9時の開店には平日でも行列ができていました。それくらい美味しい証拠です。ちなみに,駐車場や食べるところも広いので大丈夫。行列はできていても店員さんの対応がスムーズなので待たされた感がありません。「今日は寒いね。ほっかいろ貼ってきたのにそれでも寒いよ。」などと話しかけてくれたりして,気持ちが和みます。釜玉うどん小250円です。もう一度食べたいうどんです。自分の文章ではあの雰囲気の良さを伝えきれないのが残念です。これを食べるためだけに四国に行ってもいいと思える山越うどんです。

【第6位】香川県小豆島・直島
小豆島は,土庄港に上陸したとたんにごま油の甘くて香ばしい香りが迎えてくれます。島の特産はオリーブとそうめん,映画二十四の瞳だけではありません。ガイドブックにごま油の香りがそれほど紹介されていないところを見ると,ひょっとすると自分が行ったときの風向きが良かったのかも知れません。移動運用のポイントもありそうですし,道の駅も3つあるので,機会があれば車ごとおじゃましたい島です。

直島は宇野港の目の前にある島です。香川県香川郡直島町です。香川郡は直島町しかないためアマチュア無線の世界では珍に入ります。(入ると思います。)宮浦港のあかかぼちゃのオブジェは有名ですが,島中に様々な芸術作品があるそうです。ここでも無線しながらのんびり過ごしたい。

【第7位】香川県高松市 栗林公園
四国で唯一,ミシュランガイドで三つ星を獲得した特別名勝足立美術館のモデルになったとも言われているとガイドさんが言っていました。景色もさることながら,ここはボランティアガイドさんの語り口が絶妙。1時間ほどかけて園内を歩きながら説明していただきましたが,まったく飽きずに見て回ることができました。この順位は公園の景色だけではなく,ほとんどがガイドさんのポイントによるものです。ちなみに,ボランティアなのでガイド料は無料でした。


【第8位】高知県幡多郡黒潮町かつおメンチ・コロッケ,かつおたたきバーガー
安くて美味いものの高知県代表。個人的にはかつおが大好きなので,こうやって様々な調理法でいただけることはとてもうれしい。どれも,完璧な調理でかつおの生臭さは上手に消してあります。むしろさわやかな味さえします。開発した人の熱意が伝わる,かつおの芸術作品だと思います。取り寄せができないので,高知に住みたいと思えるほどでした。


【第9位】瀬戸内海の島々とフェリー
今回はいろいろな島におじゃましたのでフェリーにもよく乗りました。どれもお気軽に乗れるし値段も安いです。上島町は往復180円です。島で生活する人の足になっているんだとつくづく思いました。また,瀬戸内海の島々もきれいです。瀬戸内海に行ったら,ぜひ,フェリーに乗って島々に渡るべきです。本土とは違った時間を過ごすことができると思います。

【第10位】ホームセンター ダイキ 西村ジョイ
ダイキと西村ジョイは別の店です。ダイキには各種パーツを買いに3度,それぞれ別の店にお世話になりました。西村ジョイは香川県内でがらくた市をやっていてすごい人だかりでした。とくに,タオルの詰め放題は人がすごくて近寄れませんでした。今回は車や無線機の様々なトラブルがありましたが,ホームセンターのおかげで無事に課題を解決しながら旅を続けることができました。どの店も店員さんの対応が素晴らしかったです。困っているときに親切にされると余計ありがたくなります。トラブルがあったことを忘れないように,自戒を込めてランクインしました。

【旅を支えてくれたもの】雑誌 HAM World 第10号
四国に入ると同時に,移動運用の旅の原稿依頼がありました。了承すると,さらにもう一本。夜は,寒さと戦いながら,原稿を書いたり写真を選んだりする生活でした。でも,この原稿依頼がなかったら,最初のトラブルで,途中で諦めてさっさと帰っていたと思います。今回はお遍路さんではないけれど,自分にとっては修行の旅でした。次から次へと困難と課題が現れます。それでも,この旅を続けるという気持ちが課題を解決できたと思います。このモチベーションを支えたのは,「原稿」です。依頼があったことに心から感謝しています。今回の旅の詳細は2018年3月9日発売の雑誌ハムワールド10号に掲載される予定です。